沖縄戦、23日「慰霊の日」
今日23日は、沖縄県では沖縄戦の組織的戦闘が終わった日として「慰霊の日」と呼びます。
1965年に制定されており、
役所、学校などはお休みとなっています。
12時には南の方向に黙祷をし、
戦没者へ平和を願い、祈りを捧げます。
沖縄県は現在もコロナウイルスの影響で、
国の緊急事態宣言が続いており昨年に続き、
小規模での慰霊祭が今年も行われています。
激しい地上戦によって、巻き込まれた住民を含め約20万人が命を落としました。
激戦地だった糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園にある「平和の礎」には遺族らが訪れ、犠牲となった家族や友人らの名前が刻まれた石碑の前で手を合わせ、平和を祈ります。
県民の4人に1人の命が犠牲となりました。
小さい頃に、おばあちゃんに話を聞きましたが、絶対に戦争については語ってくれませんでした。
それが当然だと思います。
戦争体験者が、口を開き戦争を知らない自分も含め若者の世代に当時の状況を伝える事は、本当に貴重なお話です。
母親からおばあちゃんの戦争の話を聞いた事がありますが、家族を守る為、とてつもない経験をされていました。
学生時代は宿泊学習などで防空壕の中に入り、
当時の状況などを教えてもらいます。
絶対に起きてはいけない歴史ですし、
絶対に忘れてはいけない歴史です。
今日は気持ちを込め、南の空に黙祷をしたいと思います。